目薬は目の下のくま(クマ)に効くのか?
1. 目薬は目の下のくま(クマ)に効くのか?
残念ながら、目薬は、目の下のくま(クマ)には効果がありません。
眼球に潤いを与えたり、炎症を抑えたり、殺菌したり、様々な効果のある目薬がありますが、主に作用するのは眼球です。目の下のくま(クマ)の位置まで良い作用を与えることはほとんどできません。
2. 目薬は目の下のくま(クマ)を悪化させるのか?
基本的には、目薬は目の下のくま(クマ)に関しては無害なものが多いです。
しかし、ルミガン(成分名ビマトプロスト)という目薬は茶クマ(色素沈着)を悪化させることがあります。
ルミガン(成分名ビマトプロスト)の副作用で、皮膚が茶色くなってしまうことがあります。
ルミガン(成分名ビマトプロスト)を多めに点眼し、こぼれた液体を拭かず、こすってしまうということを繰り返しているうちに、目の下に色素沈着してしまうことがあります。
また同じ成分のグラッシュビスタというまつげを伸ばす薬を多めに使用しても、同様の症状がでることがあります。
他の目薬でも色素沈着を起こすことがありますので、使用上の注意をよく読んで、使用しましょう。
適切な仕様では、目の下のくま(クマ)の位置の色素沈着はほとんどおきません。
3.まとめ
目薬だけでは目の下のくま(クマ)は改善しません。また、目の下のくま(クマ)が悪化してしまう目薬がありますので、ご注意ください。
監修医師
西川嘉一
Hirokazu Nishikawa
目の下のクマ・ニキビ・美肌の専門家。美容皮膚科医。東京大学医学部卒業。
クマ治療など、手がけた美容の症例は1万件を超えている。
大手美容クリニック銀座院の院長を経て、2017年『Acne Studio(アクネスタジオ)』を開院。
現在、渋谷・梅田の2院で、クマ治療やニキビ治療に取り組んでいる。
- 監修医師プロフィール
- 『Acnestudio』統括院長 アクネスタジオ公式サイト
- 『ニキビLabo』監修医師 ニキビ情報サイト ニキビLabo