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エピデュオゲル

【ニキビの薬】エピデュオゲルを皮膚科医がわかりやすく解説

エピデュオゲル
エピデュオゲルの塗り方・使い方・副作用・効果など。ディフェリンゲルやベピオゲルと比較。
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2017-01-28更新

2016年11月4日に新発売されたエピデュオゲルの塗り方・使い方・副作用・効果などを美容皮膚科が解説しています。

 

西川 ニキビ治療 皮膚科医この記事の監修医師
アクネスタジオ
院長 西川嘉一

 

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1.エピデュオゲルとは?

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エピデュオゲルはニキビ専用の外用薬(塗り薬)です。
主成分はアダパレン0.1%(ディフェリンゲル)と過酸化ベンゾイル2.5%(ベピオゲル)です。

お気づきの方もいるかもしれませんが、この成分、ディフェリンゲルとベピオに含まれている成分です。
それもそのはず、エピデュオゲルは、ディフェリンゲルとベピオゲルの合剤(合わさった薬)として誕生しました。

ディフェリンゲルは2008年、ベピオゲルは2015年に日本国内で使用が始まった、国内では新しい薬です。(海外では以前から使用されていた歴史のある薬です。)
そしてエピデュオゲル2016年11月から使用が開始されました。
ディフェリンゲル、ベピオゲル、エピデュオゲルともにニキビの新薬として活躍しています。

 

薬価 159.6円/g

薬価は2016年11月現在です。改定されて、異なる薬価になる可能性があります。

ニキビの薬「ディフェリン」の詳しい記事はコチラ

ディフェリンゲル ニキビ 皮膚科 薬【ニキビの薬】ディフェリンゲルを皮膚科医がわかりやすく解説

 

ニキビの薬「ベピオ」の詳しい記事はコチラ

ベピオ ニキビ 皮膚科 薬【ニキビの薬】ベピオゲルを皮膚科医がわかりやすく解説

 

 

2.エピデュオゲルの効果とは?

虫眼鏡

エピデュオゲルは、ディフェリンゲルの主成分「アダパレン」の効果と、ベピオゲルの主成分「過酸化ベンゾイル」の効果が合わさった薬です。
それぞれの効果をまとめます。

〇アダパレン(ディフェリンゲルの主成分)   ・・・ ピーリング作用、皮脂分泌抑制作用
〇過酸化ベンゾイル(ベピオゲルの主成分) ・・・ ピーリング作用、殺菌作用

つまり、エピデュオゲルは「ピーリング作用」「皮脂分泌抑制作用」「殺菌作用」が期待できる薬です。
では、それぞれの効果の特徴を見ていきましょう。

 

2-1.ピーリング作用

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アダパレン(ディフェリンゲルの主成分)と過酸化ベンゾイル(ベピオゲルの主成分)ともにピーリング作用があります。
この「ピーリング作用」によって、皮膚の古い角質が除去されて毛穴がつまりにくくなります。
毛穴のつまりがなくなると、ニキビの発生も抑えられます。

 

2-2.皮脂分泌抑制作用

ニキビ 皮脂 汗

アダパレン(ディフェリンゲルの主成分)には皮脂分泌抑制作用があります。
皮脂分泌が抑えられることで、毛穴のつまりが起きにくくなります。
毛穴のつまりがニキビの原因の一つなので、結果としてニキビができにくくなります。

 

2-3.殺菌作用

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過酸化ベンゾイル(ベピオゲルの主成分)の効果です。
過酸化ベンゾイルは、顔に塗って時間を置くと成分が分解されます。
過酸化ベンゾイルの成分が分解されたときに「フリーラジカル」という物質が発生します。
そのフリーラジカルがニキビの原因菌であるアクネ菌に作用し殺菌します。

 

3.エピデュオゲルのメリット&デメリット

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エピデュオゲルは、「ディフェリンゲルとベピオゲルを合わせた薬」といえる薬です。
そのためエピデュオゲルを使用するメリットは、ディフェリンゲル・ベピオゲルを別々に塗る手間が省けることです。
ニキビの状態によっては、毎日使用する薬なので、使用方法や時間がカンタンで時短できる事はうれしいですよね。

 

4.ベピオゲルの使い方

使い方は簡単です。1日1回、洗顔した後に患部に適量塗るだけです。

 

5.エピデュオゲルとディフェリンゲルとベピオゲル、どれが一番いいの?

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総合的にどれが一番いいか決めるのは難しいです。

 

目線①【効果】 

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効果は、意外かもしれませんが、国内の臨床試験の結果は

エピデュオゲル=ベピオゲル>ディフェリンゲル

でした。
エピデュオゲルはベピオゲルとディフェリンゲルが足されたものなので、効果が良くなっていそうなイメージでしたが、意外です。

 

ちなみに海外に臨床試験では、

エピデュオゲル>ベピオゲル・ディフェリンゲル

でした。

 

目線②【副作用】

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エピデュオゲル・ベピオゲル・ディフェリンゲルそれぞれに副作用がでる可能性はあります。
ただ、この中で副作用の出方が一番激しいものはエピデュオゲルだと私(西川)は考えています。

エピデュオゲルとベピオの主成分である過酸化ベンゾイルは、接触性皮膚炎・アレルギー性皮膚炎という顔が真っ赤になる副作用を引き起こすことがあります。
副作用が発症する正確な数は不明ですが、2-5%くらいだと言われています。
この割合は、「20-50人程度に処方すると、1人は顔が真っ赤になってしまう」ということになります。
もしこの副作用の症状が出た場合、見た目、痛み共にかなり辛い副作用なので、美容皮膚科医の私(西川)は出すことをためらうことがあります。

目線③【薬価】

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エピデュオゲル・ベピオゲル・ディフェリンゲルそれぞれの薬価をまとめました。

エピデュオゲル 159.6円/g
ベピオゲル 120.9円/g
ディフェリンゲル 120.9円/g

とエピデュオゲルが少し高めです。

薬価は2016年11月4日のものてす。変更される場合がありますので、詳しくは薬局でお尋ねください。

6.まとめ

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現在、ディフェリンゲルとベピオゲルを使って、いい状態がキープされている方には、エピデュオゲルになるとお得になるので、朗報ですね。

 

国内での臨床試験を開始前は、
「日本人がエピデュオゲルを使用した場合でも、『エピデュオゲル>ベピオゲル、ディフェリンゲル』
となることが期待されていました。

しかし、臨床試験の結果
『エピデュオゲル=ベピオゲル』
という少々残念な結果になってしまいました。

ただ、こうしてニキビの新薬が出てくることは、ニキビ治療の進化にとって大切な事なのでうれしいですね。

 

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監修医師 西川嘉一について ニキビ治療のエキスパート 美容皮膚​​​​科医 東大医学部卒