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【ニキビの市販薬ランキング】皮膚科医がわかりやすく解説

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2017-11-28更新

私、美容皮膚科医・西川が、患者さんから聞いた、薬局で売られているニキビの市販薬を、購入数の多い順にランキング形式でまとめてみました。
決して薬の効用のランキングではないので、注意してくださいね。日本国内で全統計を取ったものではありません。調査期間2017年5月~10月、西川のクリニックにて)

アナタのお手持ちのニキビの市販薬も入っているかも?!
是非、そのお薬の特徴や使い方をおさらいするツールとしてお役立てください。

皮膚科の薬ランキングはこちらです。

 

西川 ニキビ治療 皮膚科医この記事の監修医師
アクネスタジオ
院長 西川嘉一

 

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◯外用薬

 

【外用薬編】1位テラ・コートリル

テラコートリル

ステロイド+抗菌薬

テラ・コートリルはニキビ専用ではありませんが、ステロイド(ヒドロコルチゾン)+抗菌薬(オキシテトラサイクリン塩酸塩)含有で、効果は皮膚科のニキビ薬に近いです。
ステロイドが入っているので、長期連用はNGです。
ステロイドを長期で使用すると、赤ら顔になったり、皮膚が薄くなります。
短期間のステロイドの使用は比較的安全ですので、ステロイドを毛嫌いせずに使ってみてもいいかもしれません。

 

対象のニキビ 数個程度の赤ニキビ/黄ニキビ
おすすめの肌質 全ての肌質
価格 6g 定価1,080円(税込)
有効成分 ・オキシテトラサイクリン塩酸塩
・ヒドロコルチゾン
製造販売元 株式会社 陽進堂

 

 

【外用薬編】2位ペアアクネクリームW

ペアアクネクリーム ライオンより

炎症を抑えるイブプロフェンピコノールとアクネ菌を殺菌するイソプロピルメチルフェノールで、ニキビに効果が見込めます。

対象のニキビ 白ニキビ/赤ニキビ
おすすめの肌質 普通肌・脂性肌
価格 14g 950円
24g 1,450円
有効成分 ・イブプロフェンピコノール(IPPN)/3.0%
・イソプロピルメチルフェノール(IPMP)/0.3%
製造販売元 ライオン株式会社

 

 

【外用薬編】第3位 オロナインH軟膏

オロナイン 大塚製薬より

オロナインの抗菌作用

オロナインの主成分となっているクロルヘキシジングルコン酸塩液の効能には抗菌作用があります。
ニキビの要因となるアクネ菌を殺菌してくれることでニキビに効果があります。

保湿でニキビ予防

クリーム状の軟膏タイプのオロナインには、オリーブ油などの保湿成分も含まれており、乾燥による肌荒れを主原因とする大人の「白ニキビ」に効果があります。

対象のニキビ 白ニキビ/赤ニキビ
おすすめの肌質 乾燥肌
価格 11g 300円
30g 440円
100g 940円
250g 1,800円
500g 3,200円
有効成分 クロルヘキシジングルコン酸塩液(20%)/10mg
製造販売元 株式会社大塚製薬工場

 

 

【外用薬編】4位ビフナイト

ビフナイト 小林製薬より

角質軟化成分イオウが詰まった毛穴をキレイにする効果が期待できます。
また殺菌成分イソプロピルメチルフェノールが、アクネ菌を殺菌し、抗炎症成分グリチルレチン酸が、ニキビのハレ・赤みを鎮めます。

対象のニキビ 赤ニキビ
おすすめの肌質 普通肌・脂性肌
価格 18g 1,100円
有効成分 ・イオウ
・グリチルレチン酸
・イソプロピルメチルフェノール
製造販売元 小林製薬株式会社

 

 

【外用薬編】5位クレアラシル

クレアラシル

イオウ、レゾルシン、グリチルリチン酸ニカリウムなどを配合しており、殺菌・消炎・皮脂吸収作用があります。

対象のニキビ 赤ニキビ
おすすめの肌質 普通肌・脂性肌
価格 18g 968円
有効成分 ・イオウ
・レゾルシン
・グリチルリチン酸ニカリウム
・トコフェロール酢酸エステル
製造販売元 レキットベンキーザー・ジャパン

 

 

【番外編】ピーリング石鹸

ピーリング石鹸には、美容クリニックでもよく使われるAHA(α-ヒドロキシ酸)が含まれています。
このAHAが角質をキレイにしてくれて、白ニキビを防いでくれます。

マイルドなものを選んでください!

AHAはニキビ予防効果がありますが、同時に乾燥も引き起こします。
特に、敏感肌、乾燥肌、混合肌の人が、AHAの濃度が高いのものを選ぶと、乾燥をしてしまいます。
低濃度AHAなのに乾燥しちゃう!という人もいます。
最初はとにかくマイルドなものから使っていってみましょう。

 

 

【東京VS大阪】使っている外用市販薬に違いはあるの?

 

  東京 大阪
第1位 ペアアクネクリームW テラ・コートリル
第2位 オロナインH軟膏 ビフナイト
第3位 ビフナイト オロナインH軟膏

大阪で断然人気なのが、テラ・コートリルです!
しかし、東京ではあまり人気が無いようです。

ビフナイト・オロナインH軟膏は両地域で人気があります。

 

 

 

◯内服薬

【内服薬編】1位 チョコラBB

ニキビの市販薬といえば、チョコラBBが有名。CMでもたくさん流れていますよね。
「肌あれ・にきび・口内炎にはチョコラBB!」
というフレーズが頭から離れないのは私(西川)だけでしょうか?

リボフラビンリン酸エステルナトリウム(ビタミンB2リン酸エステル)・ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6) ・チアミン硝化物(ビタミンB1硝酸塩)・ニコチン酸アミド 40mg ・パントテン酸カルシウムが配合されています。

皮膚科の処方薬ランキング東京編でも登場した、ピドキサールもビタミンB6です。

対象のニキビ 特定のタイプの指定はない
おすすめの肌質 特定のタイプの指定はない
価格 60錠 1,382円
120錠 2,570円
180錠 3,650円
250錠 4,858円
有効成分 (成人1日量2錠)
・リボフラビンリン酸エステルナトリウム/38mg
・ピリドキシン塩酸塩/50mg
・チアミン硝化物/20mg
・ニコチン酸アミド/40mg
・パントテン酸カルシウム/20mg
製造販売元 エーザイ株式会社

 

 

【内服薬編】2位 ハイチオールC

ハイチオールCプラスはL-システインとアスコルビン酸(ビタミンC)を豊富に含んだサプリメントです。

皮膚科の処方薬ランキング内服薬第1位のシナールもビタミンCでした。

対象のニキビ 特定のタイプの指定はない
おすすめの肌質 特定のタイプの指定はない
価格 60錠 1,500円
180錠 4,200円
有効成分 (6錠中)
・L-システイン/240mg
・アスコルビン酸(ビタミンC)/500mg
・パントテン酸カルシウム/24mg
製造販売元 エスエス製薬株式会社

 

 

【内服薬編】3位 ペアA錠

ペアA錠はビタミンAのお薬ではありません。

ビタミンB2、ビタミンB6、L-システイン、ヨクイニン、グルクロノラクトンが含まれたお薬です。
チョコラBBとハイチオールCの一部を足したような成分の配合に加えて、ヨクイニンやグルクロノラクトンが配合されており、体の内側からサポートします。

対象のニキビ 特定のタイプの指定はない
おすすめの肌質 特定のタイプの指定はない
価格 60錠 1,440円
120錠剤 2,700円
有効成分 (2錠中)
・グルクロノラクトン/200mg
・ヨクイニンエキス/77mg
・L-システイン/30mg 
・リボフラビン(ビタミンB2)/30mg
・ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)/100mg
製造販売元 ライオン株式会社

 

 

【東京VS大阪】使っている内服市販薬に違いはあるの?

 

  東京 大阪
第1位 チョコラBB チョコラBB
第2位 ハイチオールC ハイチオールC

チョコラBB、ハイチオールCと同率の人気を誇っています。

 

 

◯市販薬と皮膚科の薬の違い

皮膚科 保険診療 ニキビ 西川

市販薬と皮膚科の処方薬の違いは、成分と効果です。
皮膚科の処方薬強い成分が含まれているため、効果が高いです。
ただし、副作用も起きやすいので、副作用が出たときに対応できるよう、皮膚科で処方してもらう必要があります。

 

 

◯皮膚科の薬ランキング(外用薬)

【第1位】ディフェリンゲル

【第2位】ダラシンTゲル(またはクリンダマイシンゲル)

【第3位】ベピオゲル

【第4位】アクアチムクリーム 

【第5位】デュアック配合ゲル

【急上昇・第6位】ゼビアックスローション

【急上昇・第7位】エピデュオゲル 

【第8位】イオウカンフルローション

 

【外用薬:東京と大阪で違いはあるの?】

  東京 大阪
1位 ディフェリンゲル ディフェリンゲル
2位 ダラシンTゲル ダラシンTゲル
3位 ベピオゲル ベピオゲル
4位 アクアチムクリーム デュアック配合ゲル
5位 デュアック配合ゲル アクアチムクリーム
6位 ゼビアックス ゼビアックス
7位 エピデュオゲル イオウカンフルローション
8位 ゲンタシン エピデュオゲル
9位 イオウカンフルローション ニゾラール

大きな傾向として、

ディフェリン→ダラシン→ベピオという流れは、

東京・大阪が共通でした。

下位のランキングで、東京の方がゲンタシンが多く、大阪の方がイオウカンフルローションが多いことが大きな違いで、他にそれほど大きな違いがありませんでした。

 

◯皮膚科の薬ランキング(内服薬)

【種類別ランキング】

第1位:抗生物質

第2位:漢方薬

第3位:ビタミン剤

でした!

東京・大阪ともに漢方薬が多く出されていますが、名前が分からないという患者さんが続出しているため、以下のランキングは本当に処方されているランキングよりも漢方薬が低めに出ています。

【意外すぎる第1位】シナール

【第2位】ミノマイシン

【第3位】ビブラマイシン

【第4位】ルリッド

【第5位】ピドキサール

【第6位】漢方薬 十味敗毒湯

【番外編】ピル

【番外編】スピロノラクトン(ホルモン療法)

【番外編】アキュテイン(イソトレチノイン)

 

【内服薬:東京と大阪で違いはあるの?】

  東京 大阪
1位 シナール(ビタミン) シナール(ビタミン)
2位 ビブラマイシン(抗菌薬) ミノマイシン(抗菌薬)
3位 ミノマイシン(抗菌薬) ルリッド(抗菌薬)
4位 ルリッド(抗菌薬) 十味敗毒湯(漢方)
5位 ピドキサール(ビタミン) ピドキサール(ビタミン)
6位 十味敗毒湯(漢方) ビブラマイシン(抗菌薬)
7位 フラビタン(ビタミン) スピロノラクトン(ホルモン)
8位 クラリスロマイシン(抗菌薬) アキュテイン
9位 リボフラビン(ビタミン) トラニラスト(抗アレルギー薬)

注:ミノマイシン(ミノサイクリンを含む)、ルリッド(ロキシスロマイシンを含む)、アキュテイン(イソトレチノイン製剤全般)

シナール1位は東京・大阪共通です。

 

2位の抗生物質の選択が東京と大阪で大きく異なりました。東京はガイドラインでの推奨度トップのビブラマイシンが抗生物質の中ではトップです。東京の方がガイドラインの浸透率が高いのかもしれません。

全体的な傾向として、東京の方がビタミン剤が多く出されています。

また、ランキングには反映されていませんが、漢方薬の割合が大阪の方が高かったです。

 

 

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監修医師 西川嘉一について ニキビ治療のエキスパート 美容皮膚科医 東大医学部卒