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ルリッド ニキビ治療薬 皮膚科

【ニキビの薬】ルリッド(成分名:ロキシスロマイシン)を皮膚科医がわかりやすく解説

ルリッド ニキビ治療薬 皮膚科
皮膚科ではニキビの症状に合わせて色々なお薬をだします。ここでご紹介する「ルリッド」もその1つ。代表的なニキビ治療の飲み薬です。「皮膚科でだされたけど、正直飲むの、メンドクサイな…。」って思っているそこのアナタ!ルリッドがどんなお薬なのか・ルリッドがニキビに効く理由をこのコラムでおさらいしてみてください。
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2017-07-01更新

【美容皮膚科医監修】特集・皮膚科でもらうニキビ治療薬④ルリッド

ニキビがなかなか治らなかったり、普段より炎症が酷くて自分では対処できない場合、皮膚科やニキビ専門クリニックに行くことを考える方も多いでしょう。皮膚科やニキビ専門クリニックではニキビの状態に応じて必要な様々な薬を処方してくれます。その薬の1つに「抗生物質」があります。

 

抗生物質は非常に効果のある薬です。ニキビ治療では「ルリッド」という内服の抗生物質を処方されることがあります。しかし中には処方された薬が抗生物質だと、服用することに抵抗を感じる人もいるようです。なぜ抗生物質は抵抗感を持たれてしまうのでしょうか?今回はニキビ治療薬「ルリッド」に注目してルリッド含む抗生物質の効果と注意点について考えます。

 

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1.ルリッドってどんな薬?

 

ルリッド(成分名:ロキシスロマイシン)は細菌を殺菌することによって、ニキビの炎症や化膿を改善する「抗生物質」です。‘マクロライド系’と呼ばれるグループに属し、ブドウ球菌やレンサ球菌、アクネ菌などニキビの原因となる細菌に有効で、炎症や化膿したニキビを治してくれます。

 

ルリッド錠は副作用が少ないといわれ、皮膚科でニキビに出される抗生物質として有名です。

 

2.ルリッドの効果

ルリッドの主成分「ロキシスロマイシン」は、体内でのタンパク質の合成を阻害して症状の原因となっている細菌の繁殖を抑制して治癒に導くという作用をもっています。

ルリッドの成分(ロキシスロマイシン)が静菌作用によってニキビの発症を防ぎます。

赤ニキビなどの炎症を引き起こす「リパーゼ」の生成を抑えることで炎症を治療していきます。

 

そのため、赤ニキビや、赤みのある炎症ニキビに効果があるとされています。

 

3.ルリッドの使用方法

 

ルリッドの使用方法は、1日に2回・1錠を服用するというシンプルなものです。もし飲み忘れた場合は気づいた時にすぐ服用するか、次の服用時間が近いならその分は飲まないようにして、2回分を1度に服用するのは避けましょう。

 

・1日2回朝食と夕食の後に1錠ずつ飲みます。

・服用する場合は多めの水と一緒に飲みましょう。

・医師から指示された服用期間をしっかり守って服用します。自己判断で中断してはいけません。

 

4.ルリッドの副作用

 

ルリッド錠は副作用がほとんどないことで知られていますが、ごく稀に副作用が表れるようです。

胃のむかつき、下痢、発疹、食欲不振などが挙げられます。

 

また、ごく稀に、アナフィラキーショックによる全身の発赤、顔や喉の腫れ、手足のしびれ、血圧の低下などが起こることがあります。これらの副作用が出たなら、すぐに副作用を中止し、皮膚科やニキビ専門クリニック医師に相談しましょう。

 

4-1.特に注意が必要な人

 

他の服薬中の人

エルゴタミン系の片頭痛薬の「カフェルゴット」、「ジヒデルゴット」、喘息薬の「テオフィリン」、抗凝血薬の「ワルファリン」との飲み合わせは危険です。

 

これらの薬とルリッドを併用すると薬の血中濃度が上昇して副作用が強まることがあります。これらの薬を使用している人は、あらかじめ皮膚科の担当医師にお薬手帳などで確認してもらいましょう。

 

肝臓病の人

ルリッドには肝障害の副作用が起こる可能性があります。肝臓病を患っている人は慎重に使用する必要があります。もし肝臓関連の症状がある人は、医療機関を受診する時にそのことを皮膚科の担当医師に告げるようにしましょう。

 

4-2.長期間の服用を避ける

 

ルリッドは飲むだけで炎症性や化膿性のニキビを治療できる効果の高い薬ですが、長期間にわたって飲み続けると効果が出なくなる可能性があります。

これはルリッドに限らず、抗生物質全般にいえることですが、長期間にわたり抗生物質を服用すると、体内に耐性菌という薬に強い菌が生まれてしまい、さらに、強い薬を服用しなくてはいけなくなる可能性があります。ですから、自己判断で服用をやめたり、何か月も長く続けて飲むのは避けましょう。

 

5.まとめ

 

ニキビは、日頃の生活習慣やスキンケアによって予防することができます。それでも酷くなったニキビには、抗生物質を処方してもらうことで、治りが早く、痕が残らないようにできることがあります。

ニキビの悩みや効果には個人差があるため、これがベスト!という結論はありませんが、「炎症が強いニキビや痕を残したくない」といった場合に、上手に内服薬を活用することができるでしょう。

 

 

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監修医師 西川嘉一について ニキビ治療のエキスパート 美容皮膚​​​​科医 東大医学部卒