【ニキビ跡の薬】ルミキシルを皮膚科医がわかりやすく解説
ニキビ跡の改善など美白効果への期待が高く、医師の間でも話題になっている「ルミキシル」。
ルミキシルとは一体どのようなもので、どういった効果があるのでしょうか?
今回は巷で話題のルミキシルについて、詳しくご説明したいと思います。
薬の効きにくいニキビの治療例 西川先生の治療日記 |
東京でニキビ治療のセカンドオピニオンが受けられる皮膚科 |
1.ルミキシルとは?
ルミキシルとは、スキンの漂白剤とも言われるハイドロキノンに代わる「ルミキシルペプチド」が配合された人気のブライトニング美容液です。
太陽光に含まれている紫外線から肌を守り、年齢からくるシミや黒ずみ、ニキビ跡などによる色素沈着にも効果的です。
また、メラニンの生成を均等に抑制するので、肌の一部分だけが白く色抜けをしてしまうなどの心配もいりません。
素肌にも優しく、ニキビ跡など色素沈着の改善・美白への有効性が高いため、近未来型の美容液として期待されています。
ルミキシルの得意な色素沈着は茶色
ニキビ跡の色素沈着には茶色と赤色の2つがあります。
茶色の色素沈着はメラニンが原因なので、ルミキシルが効きやすい色です。
赤みは毛細血管の色なので、ルミキシルでの効果は期待できません。
2.ニキビ跡の色素沈着を改善!ルミキシルのメリットとは?
ルミキシルは一般的な美容液とは異なり、肌への刺激が少なめなのでアレルギー反応が生じにくい性質を持っています。
他の美容液だと含まれた成分によって肌がヒリヒリしたり変な臭いがしたりと不快な思いをすることもありますが、ルミキシルは低刺激なので滑らかなつけ心地ちで、ほとんど臭いもありません。
中には高濃度のハイドロキノン配合と謳っている化粧品もありますが、そのような化粧品は肌を痛めつけるリスクがあるので長期に渡る使用はおすすめできません。
一方、ルミキシルペプチドは素肌にダメージを与えないアミノ酸で出来ているため、長期間でも使用することができます。
ルミキシルには表皮にうるおいと弾力感を与えて肌の栄養成分を保たせる効能を持っています。なので、乾燥肌の人にも有効的と考えられます。
肌を優しく守りながらニキビ跡を早く改善させるには「ルミキシル」が最適です。
3.ルミキシルのおすすめの使い方
ルミキシルは肌全体のトーンを明るくする効果が期待できますので、気になるニキビ跡の部分だけでなく肌全体へつけて使用することが望ましいです。
また、何よりも継続して使用することでより効果を得ることができます。
朝晩の洗顔後にルミキシルをつけてみてください。
他の化粧品や乳液よりも先に肌へつけておくことが重要なポイントです。
4.ニキビ跡改善のほかにルミキシルへ期待できる効果
- 肌荒れの防止
- 肌の乾燥の防止
- 肌にキメ・ハリ・ツヤを与える
- シミや黒ずみの予防と改善
など
いかがでしたか?
ルミキシルは敏感肌の人でも使いやすい美容液となっています。
色々試したけれど思うような効果が得られなかったという人は、ルミキシルを試してみるのも良いかもしれません。
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この記事の監修医師
西川嘉一
Hirokazu Nishikawa
ニキビ治療のエキスパート。ニキビ・美肌・くまの専門家。東京大学医学部卒。
業界大手・銀座院長を経て、ニキビ専門皮膚科【アクネスタジオ】を開院。
一ケ月に1000人以上がアクネスタジオを訪れている。