
【最重症赤ニキビの治し方】皮膚科医がわかりやすく解説

最重症赤ニキビは顔半分で50個以上の赤ニキビことです。
50個以上でも硬く紫色になってしまっているニキビは違う治療法ですので、【紫ニキビ(嚢腫・結節型)の原因&治し方】を参考にしてください。
ニキビの重症度はどう決まるのか
日本皮膚科学会の「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」では、炎症性皮疹(赤ニキビ)の数を片顔(顔の左右どちらか半分)で数えて、重症度を4段階に分けています。
- 軽症:片顔に炎症性皮疹が5個以下
- 中等症:片顔に炎症性皮疹が6個以上20個以下
- 重症:片顔に炎症性皮疹が21個以上50個以下
- 最重症:片顔に炎症性皮疹が51個以上
この基準は、アクネ研究会が作成した本邦の痤瘡重症度判定基準(Hayashi N et al: J Dermatol 35: 255-260, 2008)にもとづくものです。数えるのは炎症性皮疹で、白ニキビ(面皰)は含みません。段階ごとの考え方は【ニキビの原因&治し方】皮膚科医がわかりやすく解説でも整理しています。
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ニキビ専門クリニックに行きましょう。同時にスキンケアも!
軽症の赤ニキビは、「まずはスキンケアを試してみる。」、中等症ニキビは「皮膚科とスキンケアの両方」だったのですが、重症の場合はいきなりニキビ専門クリニックに行き、スキンケアも見直しましょう。
なぜすぐにニキビ専門クリニックに行かなくては行けないのか?
- 単純なニキビではなくて他の病気のこともある。(SAPHO症候群など)
- ニキビ跡になってしまうことが多い。ニキビ跡になる治療が難しい。ニキビ跡の治療でできることは、もともとは100点の肌だったらニキビ跡ができて50点に、ニキビ跡の治療で50点を70~80点(点数は主観的なものですが)にすることはできます。しかし、残念ながら100点に戻すことはほぼ不可能です。なので、中等症以上のニキビは即、皮膚科に行くことをおすすめします。
- ニキビ専門クリニックでないとできない治療が多数存在する。日本の保険診療では認められていない薬や治療法が多数存在しています。
- 皮膚科の治療で治る人もいるが治らない人もいる。早く治る確率を挙げるには、ニキビ専門クリニックでしっかりと治療したほうがよい。
ニキビ専門クリニックでできる治療
いずれも保険が使えるとは限らず、自由診療になるものが含まれます。受けられる治療や費用は医療機関によって違うため、診察のうえで確認してください。
【ニキビのためのスキンケア】皮膚科医がわかりやすく解説も参考にしてみてください。
皮膚科に行くだけでは治らないです。
皮膚科で出された薬をしっかりと使い、そして適切なスキンケアをすることで、治していきます。
この記事のまとめ
- 学会のガイドラインでは、片顔に炎症性皮疹が51個以上ある状態を「最重症」としています
- 最重症では、スキンケアだけで様子を見るのではなく、早めに医療機関を受診することがすすめられます
- SAPHO症候群など、ニキビ以外の病気が隠れていることもあります
- ニキビ跡(萎縮性瘢痕)は治療しても元どおりにするのが難しいため、跡になる前の段階で治療することが大切です
- 薬による治療と適切なスキンケアは、どちらか一方ではなく組み合わせて行います
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この記事の監修医師
西川嘉一
Hirokazu Nishikawa
ニキビ治療のエキスパート。ニキビ・美肌・アートメイクの専門家。東京大学医学部卒。
業界大手・銀座院長を経て、ニキビ治療に特化した診療を行う。
現在は THE STORY CLINIC(ザ・ストーリークリニック)東京・銀座にて、西川式最重症ニキビ治療を担当。
















