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【ニキビ肌クレンジング】ミルク・オイル・ジェルをランク付けと裏ワザ

【美容皮膚科医監修】3大クレンジング剤のオイル・ミルク・ジェルのうちどれがニキビに合うのかをランク付け。美容皮膚科医が毎日実践しているのは裏ワザ的ベビーオイルクレンジング。
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2016-10-07更新

ニキビ対策で重要なのは「肌の汚れをきちんと落とすこと」です。
汚れを落とすためにもクレンジングは欠かせません。
皆さんはニキビ肌に対する適切なクレンジング方法をご存じですか?

洗顔 ニキビ クレンジング

毎日のスキンケアでニキビとさよなら!
ニキビ肌に適切なクレンジング方法についてランキング形式でお教えします。
下記を参考に、自分にピッタリのスキンケア方法を見つけ出していきましょう。

 

西川 ニキビ治療 皮膚科医この記事の監修医師
アクネスタジオ
院長 西川嘉一

 

先生4薬の効きにくいニキビの治療例
西川先生の治療日記

 

【第1位】ミルククレンジング

ニキビ ミルククレンジング

ニキビ対策クレンジングとして、一番のおすすめは、ミルククレンジングです。

ミルククレンジングはニキビへ低刺激

オススメのポイントの1つは「使用時の肌への負担が少ない」ところです。
とろっとしたテクスチャーのミルククレンジングは、肌への負担が少なく、優しく汚れを落とすことができます。
更に成分も刺激の弱いタイプのものを選べば、ニキビができて敏感になっている肌にはピッタリです。

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使用する際は、肌を撫でるようにして優しく汚れを洗い落としましょう。
ただ、ミルククレンジングには油分が含まれているため、洗い上がりのさっぱり感がもの足らないという人もいるかもしれません。

乾燥が気になる方・敏感肌の方に特に向いているクレンジングと言えるでしょう。

参考サイト@コスメ ミルククレンジングランキング

 

 

【第2位】クレンジングジェル

ニキビ ゼリー クレンジングジェル

第2位にランクインしたのは、クレンジングジェルです。

クレンジングジェルは洗浄力と低刺激のバランスがいい

クレンジングジェルは、肌への優しさと洗浄力を兼ね備えています。
皮脂の過剰分泌によるニキビで悩んでいる方は、刺激が少なく、でも皮脂の汚れをきちんと落としてくれるこのタイプがよいでしょう。

ミルククレンジングよりも洗浄力が高いものが多いのも特徴の1つです。
そのため、皮脂が多いオイリー肌の方も、洗ったあとのスッキリ感は満足できるものでしょう。
どんな肌質にも合うクレンジングと言えそうです。

つるっとしたテクスチャーなので、クレンジング中も楽しい気持ちになれそうですね。

参考サイト@コスメ クレンジングジェルランキング

 

 

【第3位】オイルクレンジング

オイルクレンジング ニキビ

第3位は、オイルクレンジングがランクインしています。

オイルクレンジングは洗浄力が高い

オイルクレンジングの特徴は、なんといっても「洗浄力の強さ」です。
ニキビの原因になる皮脂や毛穴のつまりは脂性汚れです。
「とにかく頑固な皮脂汚れを落としたい!」という方向けです。
皮脂の汚れはもちろん、毛穴に溜まった皮脂も落としてくれるので、ニキビができにくい肌作りをする環境を整える効果も期待できます。

 

オイルクレンジングは乾燥に注意

ただ、オイルクレンジングは、皮脂をしっかり落とすため、洗い上がった後の肌が乾燥してしまう恐れがあります。
皮膚は乾燥を感じると、皮脂を分泌しようと働き始めるため、場合によってはオイリー肌を悪化させることになる可能性があります。
それを防ぐためには「保湿」が重要です。
しっかりと汚れた皮脂・毛穴の脂をオイルクレンジングしたあとは、肌に必要な水分・油分をしっかりと与えましょう。
そうすれば「オイルクレンジングでしっかり洗ったのに、なぜか更に肌のアブラがきになってきた!」という悲しい結果は防げるでしょう。

 

合わせて読みたい関連記事:

ニキビ 保湿 クリーム 顔【ニキビ肌に保湿】って、結局いるの?いらなの?

 

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また、洗浄力が強いので、ニキビが強く炎症しているときは使用を避けたほうがいいかもしれません。
それでも使用したいときは
「ニキビがない分だけに使用する」
「鼻やおでこなどの皮脂がきになるところだけに使用する」
などの工夫をすると良いでしょう。

参考サイト@コスメ オイルクレンジングランキング

 

 

【番外編】ふき取りタイプ

ニキビ クレンジング 拭きとりタイプ

最後に、番外編はふき取りタイプのクレンジングをご紹介しましょう。

拭きとりタイプはお手軽

ふき取りタイプのメリットは「カンタン・手軽に汚れを落とすことができること」でしょう。
また、拭きとったあとの汚れを目で見て確認できるので、なんとも言えない達成感があるのも人気の1つです。

しかし、ニキビ対策の観点から考えると、拭き取るという方法は、それだけでも肌への負担・刺激が強すぎます。
更にしっかり汚れを落としたいという気持ちからつい、肌を力強くこすってしまいがちな方法でもあるのです。

ふき取りタイプのクレンジングは、手軽に汚れを落とせるのが魅力でもありますが、あまり頻繁に使うのはお勧めできません。
「今日はどうしても顔を洗い流せない」なんていう場面での、とっておきのアイテムとして活用するのがおすすめです。

@コスメ その他クレンジング

 

 

【裏ワザ第1位】ベビーオイルクレンジング(薄メイク限定)

ベビーオイル ニキビ クレンジング

薄メイクの人限定で、もっともニキビ肌に優しいクレンジング方法は、ベビーオイルを使ったクレンジングです。

ベビーオイルクレンジングの方法

  1. 顔の水分を拭き取る
  2. ベビーオイルを顔に塗って、3分待つ
  3. 低刺激洗顔フォームや洗顔パウダーで泡洗顔する。あるいは蒸しタオルで拭き取る

最初に蒸しタオルで毛穴を開かせておくとより効果的です。

ベビーオイルはどんなクレンジングよりも優しい成分だけで出来ています。
薄メイクの人にはどのクレンジング剤も必要以上の洗浄力で、お肌に負担をかけてしまいます。
ベビーオイルはお肌への負担がなく、適度にメイクを浮かせる力がります。
下の注意点を守って、試してみましょう。

 

注意点

①ベビーオイルで浮かせることができないほどに濃いメイクには使わない。
(目回りなど比較的濃い部分は別のクレンジング剤を使用する)

②ベビーオイルをしっかりと取り除かないと、ニキビを悪化させる原因となります。

 

 ・美容皮膚科医西川は毎日ベビーオイルクレンジング実践中

皮膚科 保険診療 ニキビ 西川

西川は男なのでメイクはしていません。
なので、通常のクレンジングは必要ありません。
しかし、西川は男なので皮脂量が多いです。
肌への負担を最小限にしながら、皮脂をきれいに落とすためにベビーオイルクレンジングを実践しています。
普通に洗顔をするだけでも皮脂は落ちますが、乾燥してしまいます。
なので、

 

  1. ベビーオイルを顔に塗る
  2. お風呂に入る(皮脂とベビーオイルをなじませる)
  3. 洗顔して、皮脂を落とす
  4. ベビーオイルを顔に塗る(保湿のために)
  5. お湯で余分ベビーオイル落とす

 

という裏ワザ的洗顔&保湿を行っています。
敏感肌かつ混合肌で、薄メイクの方は実践してみてはいかがでしょうか?

 

 

・まとめ

ニキビのことを考えて選ぶならば、ミルククレンジングやクレンジングジェルがおすすめでしょう。
皮脂や汚れをきっちり落としたい場所には、オイルクレンジングを使用してみてもいいかもしれません。

ニキビ対策の基本は、まずクレンジングと洗顔です。
ニキビ対策効果を確認しながら、肌の状態やテクスチャーの好みで、お気に入りのクレンジングを選んでくださいね。

 

 

先生4薬の効きにくいニキビの治療例
西川先生の治療日記

 

監修医師

この記事の監修医師

西川嘉一
Hirokazu Nishikawa

ニキビ治療のエキスパート。ニキビ・美肌・くまの専門家。東京大学医学部卒。

業界大手・銀座院長を経て、ニキビ専門皮膚科【アクネスタジオ】を開院。

一ケ月に1000人以上がアクネスタジオを訪れている。