
【ニキビ跡クレーターの治療】ヒアルロン酸注入を皮膚科医がわかりやすく解説

2016-10-02更新
![]() ザ・ストーリークリニック 院長 西川嘉一 |
![]() 西川先生の治療日記 |
ニキビ跡クレーターとは
ニキビ跡のクレーターは、医学的には「萎縮性瘢痕(陥凹性瘢痕)」と呼ばれ、炎症性皮疹などが軽快したあとに残る皮膚の陥凹をいいます(日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」)。この記事では、その陥凹に対して行われるヒアルロン酸注入について解説します。
ヒアルロン酸注入でニキビ跡クレーターを治療

ニキビが治った跡が、凹んでしまった「ニキビ跡クレーター」の治療法の1つに「ヒアルロン酸注入法」というものがあります。
ヒアルロン酸とは、もともと体内にもある成分でもあり、科学的に作られたヒアルロン酸製剤は、スキンケアで使用されるのはもちろん、美容医療でもよく使用される成分です。(アンチエイジングや保湿など)
ヒアルロン酸には弾力があり、クレーターの下に注入すっると、くぼんだ皮膚を盛り上げてくれる効果があります。
くぼんだ皮膚が盛り上がると、クレーターが浅くなり、ニキビ跡が目立ちにくくなるのです。

ヒアルロン酸を注入することで、凹みを改善します。

ヒアルロン酸注入の費用

1回:3万円~10万円
ヒアルロン酸注入の持続期間

ヒアルロン酸は1年から1年半程度でなくなるタイプのものが多いです。
ジュビダームウルトラ・ジュビダームウルトラプラス・レスチレン・パーレーンなどが日本では厚生労働省から認可を受けたヒアルロン酸にです。
他にもレスチレンヴィタール、テオシアル、クレヴィエルなどいろいろな種類があります。
柔らかめのジュビダームウルトラやレスチレンなどが認可を受けているものの中ではおすすめです。
この記事のまとめ
- へこんだニキビ跡の下にヒアルロン酸を注入し、皮膚を持ち上げて目立ちにくくする方法です
- 費用の目安は1回あたり3万円~10万円です
- ヒアルロン酸は1年~1年半程度でなくなるタイプのものが多く、続ける場合は繰り返しの施術が必要になります
- 日本では、ジュビダームウルトラ、ジュビダームウルトラプラス、レスチレン、パーレーンなどが厚生労働省の認可を受けたヒアルロン酸として本文で挙げられています
ニキビ跡(萎縮性瘢痕)に対する充填剤注射は保険適用外の自由診療です(日本皮膚科学会「尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023」CQ32)。クレーターは形によって向く治療が変わり、底に線維がついているローリング型では先にサブシジョン手術が必要になることがあります。ほかの選択肢は【ニキビ・ニキビ跡のレーザー治療】もあわせてご覧ください。どの方法が合うかは診察のうえで医師に相談してください。
![]() 西川先生の治療日記 |

この記事の監修医師
西川嘉一
Hirokazu Nishikawa
ニキビ治療のエキスパート。ニキビ・美肌・アートメイクの専門家。東京大学医学部卒。
業界大手・銀座院長を経て、ニキビ治療に特化した診療を行う。
現在は THE STORY CLINIC(ザ・ストーリークリニック)東京・銀座にて、西川式最重症ニキビ治療を担当。
















